この記事では「19ストラディック4000MHG」のインプレをしてみたいと思います。
用途は主に、ライトショアジギングやシーバス、ロックフィッシュで使用しました。
ハードに使ってきたので、参考までにどうぞ。
ストラディック
ストラディックは、シマノから販売されている汎用型スピニングリールです。
「コアソリッドシリーズ」に該当し、しっとりとした質感の巻き心地や剛性の高さをコンセプトに設計されたリールです。
元々は、バイオマスターの海外版という位置付けで売られていたそうです。
スペック
「 4000MHG 」のスペックです。
- ギア比 5.8
- 実用ドラグ力(Kg) 6
- 最大ドラグ力(Kg) 11
- 自重(g) 280
- スプール 径(mm)/ストローク(mm) 52/19
- 糸巻量PE(号-m) 1.2-250,1.5-200,2-150
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) 95
- ハンドル長さ(mm) 55
- ベアリング数BB/ローラ― 6/1
- 本体価格(円) 27,800円
「MMギア2、サイレントドライブ、 ロングストロークスプール」など、上位機種並の技術が搭載されています。
スペックだけ見ると、ステラやヴァンキッシュに迫っているように見えます。
見た目
シルバーメインで、派手さはありません。
実物は、18ステラのような高級感のある鏡面仕上げではなく、明るめのシルバー。
ロッドと合わせた際のバランスは、うーん微妙
でも落ち着いた感じのデザイン、私は結構好きです。
使用感
重量
重いです。
ずっしりとしてます。
軽量化が進むなかで4000番・280gはなかなか重い部類。
剛性を求めたリールなので、仕方ない部分でもあります。
巻き心地
HGなのもありますが、巻きだしの初動はもっさりしています。
軽快性は一切ないです。
しかしマイクロモジュールギア2やサイレントドライブを搭載したことで、巻き始めると非常に滑らか。慣性を利用し安定感を生み出しているあたりは、コアソリッドシリーズならでは。
そして、負荷を掛けた時のハンドルの巻きはかなり重いです。。
剛性
約二年、ロックフィッシュやライトショアジギングで使いましたが、剛性は高いですよ。
ボディは半分樹脂、ローターも高強度樹脂ですが、弱さは感じません。
サンデーアングラーなら十分長持ちするレベル。
ハンドル周りも固定式のねじ込み式ハンドルでかっちりしています。
ドラグ
普通です。
あえて言えば設定値を超えると一気に出るような感じはしますが、実用的なレベルでは全く問題ないドラグ性能です。
コスパ
実売価格2万円以下で購入可能。
ハイエンド機との差はありますが巻き心地や剛性は、この価格帯のリールの中では間違いなく上位です。
重量と巻き始めの重さは気になりますが、総合的に見るとコスパはなかなか高いと思います。
おわりに
巻き感も滑らかで、高剛性ゆえに長く使用することができるリールです。
ライトショアジギングやシーバスなどに使ってみては。ありがとうございました