青物を狙うショアジギングにおいて"水深"はかなり重要な要素になります。
青物といえば水深の深い外洋を回遊しているイメージがありますが、浅瀬でも釣れるか気になりませんか?
今回は、ショアジギングをする際の水深について書いていきます。水温や攻め方なども簡潔に解説していくので、参考までにしてください。
ショアジギングで水深はあった方がいい?
浅場がいいか深場がいいかで言うと、水深はあった方(深場の方)がいいです
魚からすると、ある程度水深があった方がプレッシャーも少なく身を隠せるので生息しやすい環境にあるのは間違いないです。

では浅瀬で釣れないかというと、そうではなく条件が揃えば普通に回遊してきます。
絶対に深場である必要はありませんが、ある程度水深があった方が青物の生活環境に適していると言うことです。
浅瀬でもショアジギングは成立する?
浅瀬ではショアジギングができないというイメージを持つ人が多いようですが、そんな事はありません。
前述した通り、条件が揃えば浅瀬にも青物は回遊してきます。といっても3~5メートルくらいの水深は必要だと思ってください。
浅瀬でも釣れる条件
- 潮通し
- ベイト
- 地形変化
浅場で狙う場合は「潮通し」、「ベイト」、「地形変化」を意識しましょう。
特に潮通しは大切で、深くても潮の動かないエリアと浅いが潮が動くエリアでは間違いなく後者がいいです。
それに潮通しがいいと、必然的にベイトも接岸しやすくなります。
このバランスが取れていると水深が浅くても十分ショアジギングは成立します。
水温も影響する
水深は浅いほど外部からの影響を受けやすくなります。
魚には適正水温があり、浅瀬では真夏や真冬に水温が高く(低く)なりすぎるので深場に回遊場所を移す傾向が強いです。
あくまでも適正水温であり、回遊がないというものではありませんが狙う魚種によって考え方を変えることも大切です。
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水深による特徴
深場(ディープ)
- 水温や潮流が安定している
- 日中でも回遊が期待できる
- プレッシャーが少ない
深場の方が水温や潮流が安定しており、魚も安心できる環境にあるので日中でも回遊してくる確率は高めです。
安定した釣果を求めるのであれば、深場を優先して選ぶといいでしょう。
浅場(シャロー)
- やる気のある個体が多い
- エサを追い込んで捕食しやすい
- 回遊してこない時は全くない
浅場に入ってくる青物はベイトを追いかけて回遊してくるので、やる気のある個体が多いのが特徴。
日中は警戒して浅場まで入ってきにくいですが、回遊さえあれば比較的ルアーに好反応を示してくれます。
攻め方も水深によって変えよう
ショアジギングは水深に合わせて攻め方を変えると、より良い釣果に恵まれます。
水深が深い場合
深場の場合、ジグはできるだけ重いジグを使いましょう。
軽いと底取りに時間がかかったり潮に流されたりと手返しも悪くなります。
さらに、水深が深い場所では魚の反応がいい層を探るため幅広いレンジを刻むことが大切です。

水深が浅い場合
水深が浅い場合、ジグはできるだけ軽量なジグを使いましょう。
そもそもフォールで誘うのがジグの基本なので、フォールが出来ない浅瀬で重いジグは不向きです。
あと浅瀬に回遊してくる個体はエサを追って入ってくるので、レンジはそこまで意識しなくてもOK。言わば向こうからレンジを合わせてくれることが多いです。

ショアジギングの水深 まとめ
ショアジギングの水深について解説していきました。
水深はあくまで目安としておいて、+αの条件も加味しながら釣れるポイントを選びましょう!水深が、”絶対条件”ではありません。
浅くても他のアングラーが集まる深場より爆釣することも十分ありますよ!
安全第一で楽しんでくださいね。お読みいただきありがとうございました