ショアジギングでルアーの"飛距離を伸ばす"ことは超重要!
ターゲットとなる青物は大海原を縦横無尽に回遊しているので、飛距離を出してルアーとの遭遇率を高めないといけません。
そこでこの記事では、ショアジギングで少しでも飛距離を伸ばす方法についてお伝えします。
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飛距離を伸ばさないとダメな理由
青物は一定の場所に留まることなく広い海を回遊しています。
船釣りでは、船頭さんの知識と経験で青物のいるところに連れていってもらえますが、ショアからだと回遊ルートを絞りにくいのでいかに広範囲を探るかが重要になります。
足元を回遊することもありますが、80m飛ばす人と100m飛ばせる人がいたら、後者が有利になることは間違いないです!
ですので、ショアジギングは「飛距離を伸ばす」ことが、釣果アップのカギと言えます。
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ショアジギングで飛距離を伸ばす方法
じゃ実際に飛距離を伸ばすにはどうすればいいか、というと
- 1. PEラインを細くする
- 2. 適度にハリのあるロッドを選ぶ
- 3. 遠投に有利なルアーを選ぶ
- 4. ペンデュラムキャストで投げる
と、いうことがポイントになってきます。
それぞれ簡単に解説します。
1. PEラインを細くする
ご存知の通り、PEラインを細くすると飛距離は伸びます。
ラインが太いと、ガイドへの摩擦抵抗が生まれたり風の抵抗を受けやすくなります。
もし魚とのファイト中にラインが擦れるような場所でなければ、必要最低限の強度を持たせたうえで細くするのもアリ!
細くすると何かとメリットは多いですよ。
細くすると同時に、8本(12本)編みのPEラインを選びましょう。
編み込みの数が増えると表面がツルツルになるので、抵抗が減り飛距離は伸びやすくなります。
※編み込みが増えると原糸1本あたりが細くなるので、毛羽立ちが早くなったりと扱いが繊細になります。
2. 適度にハリのあるロッドを選ぶ
扱うルアーに対して、どんな硬さのロッドを選ぶのかも飛距離に影響してきます。
- 硬いロッド・・キャストスピードが速いと飛距離は伸びるが、ロッドの反発を生かせないと飛距離は落ちる
- 柔らかいロッド・・軽い力で安定して飛ばしやすいが、重いルアーはうまく反発を使えず飛距離が伸びない
大切なのはルアーの重量に対し、ロッドの反発力がある程度余裕のあるものを選ぶこと。
ロッドには使用できるMAXルアーウエイトが表記されていますが、この数値はあくまでも限界で余裕を持って投げられないケースが多いです。
ですので、表記より少し軽めのルアーを使うことで、ロッド性能を最大限に活かしたフルキャストをすることが可能になります!
ロッドのスペックに対して、リールが大きすぎたり小さすぎもダメ。バランスも大切です。
3. 遠投に有利なルアーを選ぶ
同じメタルジグでも重心のバランスがあり、
- リアバランス:飛距離は伸びるがアクションは単調になりがち
- センターバランス:飛びはそこそこで、アクションも◎
飛距離だけを優先させるならリアバランスですが、アクションも大切なのでセンターバランスを使いながら、飛距離を出したいときにはリアバランスも使うといいですよ。
あとメタルジグの素材は一般的に鉛が使われていますが、中にはタングステン(TG)が使われているものもあります。
タングステンは鉛より比重が大きいので、小さいシルエットで重いジグを使うことができます。
シルエットが小さいと空気抵抗も少なくなるので飛距離はUP!
ただ、タングステンは高価。
4. ペンデュラムキャストで投げる
遠投する方法として、「ペンデュラムキャスト」という投げ方があります。
ペンデュラム(振り子)の原理を利用する投げ方で、最初は難しく感じるかもしれませんが、すぐ慣れるので身につけておくといいですよ!
- 垂らしを長くとる
- 振り子の要領で前後に揺さぶる
- 後ろにいった時に、勢いと重みをロッドに乗せ振りぬく
なかなか言葉ではイメージがわかないと思うので、動画も参照にしてみてください。
ペンデュラムキャストは重いルアーも疲れずに投げることができ、ロッドへの負担も減らすことができます。
タックルを改善しても限界はあるので、投げ方そのものも改善させてしまいましょう!
飛距離を少しでも伸ばすためのアイテム
あと少しでも飛距離を伸ばしたい!そんな状況で役に立つアイテムです。
ラインコーティングスプレー
ラインのメンテナンス用スプレー。
軽く吹きかけるだけで、摩擦が減り表面が滑らかになるので、飛距離を伸ばしたい方におすすめ!※伸びているような気がする程度です。
ラインの劣化も防いでくれるので、使うデメリットはありません。
関連記事PEにシュッ!の代用品はこれだ!【ラインコーティング】
フィッシンググローブ
ショアジギングを素手でやる人は少ないと思いますが、指を保護するためにもグローブは必須。
不安なくフルキャストできると、より飛距離は伸びます!
ロッドのグリップ力を高めてくれたり、防寒・日焼けの役割も兼ねてくれます。
ショアジギングで飛距離を伸ばす方法 まとめ
以上、ショアジギングで飛距離を伸ばす方法について解説していきました。
今回の方法を実践すれば、向かい風等の悪条件でない限り"100m"飛ばすことができるはず!
飛距離が伸びると、確実に釣果が上向きます。沖で掛けてファイトを楽しみましょう!
お読みいただきありがとうございます