皆さんは寒い時期に釣り場で、なにを食べたり飲んでいますか?
今回は私自身が使っている調理器具「アルポット(ALPOT)」を紹介します。
ご存知ですか、アルポット?初めて聞く方も多いのでは。非常に便利なアイテムなので参考までにご覧ください。
アルポット
アルポットとは、ガスや電気を使用しない簡単湯沸しポットです。
「沸かす、煮る、炊く」が手軽にできるアイテムで、釣り以外にもキャンプや登山などで幅広く活躍します。
1回に800ccまでのお湯を沸かすことができ、アウトドア以外にも、いざという時の災害用としてもお勧めできる商品。
メーカーは大木製作所で、釣具メーカーのダイワからも販売されていますが、OEM商品で製造元は大木製作所となります。
- サイズ:25×13cm
- 燃料:燃料用アルコール
- ミニボトル(160cc)の燃料で約90分燃焼可能
- 沸騰・炊飯
- 湯沸し-800ml/炊飯-2合まで
使用方法
なかなか言葉ではイメージが湧きずらいので動画を参照ください。
シンプルな構造のため簡単に扱え、使用後のお手入れも簡単です。
モチロン購入したら紙で説明書もついてきますよ!
特徴
釣りで使うことを前提とした、メリット・デメリットをみていきます。
メリット
一番の特徴は防風内燃構造で、炎の部分を丸ごと被せるので、風の影響を一切受けません。
釣り場は風が強いケースも多いので、本当に重宝しています。
強風でも使うことができるタフさに加え、多少揺れたり、傾いたくらいでは火が消えることもありません。
燃料もドラッグストアーに行けば数百円で売ってあるので非常に経済的です。
デメリット
まずは、この大きさ。
25×13cmなので携帯性に優れているとは言えないです。ジェットボイルなどと比べるとかさばります。
釣り場へ持ち込むには、リュックなどに入れて行くことになると思います。
そして重さもある(約1.4キロ+水)ので、地磯などで移動時間が長いと疲れてしまいます。
あと沸騰時間ですが500mlのお湯を沸かそうとすると、約10分かかります(※使用条件で異なります)
といってもその間に釣りのことをしながら待つという使い方なら問題ないです。
注意点
まず、アルポットは火加減ができません。
燃やすか消すかどちらかしかできないので、火加減が必要な料理には向いていません。
そして、アルポットの燃料となるメタノールは人体に有害です。
釣り場で使うには全く問題ないですが、テントや車内で使用する場合は換気が必須になります。
アルポットはステンレス製です。
海水など付いたら使用後はメンテナンスをして、錆びに注意しましょう。
使い道
様々なシーンで使っていただけますが、私自身は磯からコーヒーを飲んだり、ラーメンを食べる時に湯沸かしとして使っています。
磯で飲むコーヒーは格別です!
車に載しておくだけでも、ちょっとしたお出かけの時なんかにも使えます。
もちろん湯沸かし以外にもレトルト食品の温め、炊飯も可能。
一台持っておくも大変便利です!ぜひ使ってみてください。