PEラインに吹きかける”コーティングスプレー”使いますか?
コートスプレーも各メーカーから販売されていますが、定番はVARIVAS(バリバス)の「PEにシュッ!」でしょうか。
PEにシュッ!を使用している方も多いと思いますが、いかんせん高い!
今回は、代用品として安く使用できるコートスプレーを紹介します!
コーティングスプレーの役割
PEラインにコーティングすると、保護膜ができてラインとガイドの摩擦抵抗が少なくなります。
そうすると、滑らかになるため飛距離が伸び、水はけもよくなり使っていくうえで劣化を防いだり、ライントラブルなどの心配が少なくなります。
コーティングは必要か?と言われたら絶対ではありませんが、耐摩耗性が低く傷が付き易いPEなので、ラインを守るために必要だと私は思います。
コーティングスプレーの役割は以下の通り。
ラインの劣化を防ぐ(寿命を延ばす)
ラインに撥水性を持たせる
摩擦を減らして飛距離を伸ばす
ガイドノイズを減らす
※コーティング剤には「フッ素系」と「シリコン系」、または両方が加わったタイプもあります。
実際の効果は?
- 飛距離は伸びている?気がする程度
- ラインの色落ちはコーティング前より長持ちする
- 劣化、毛羽立ちを防いでくれる
- ガイドノイズは新品のラインで違いは分かりませんが、古いラインでは違いがわかる
正直コーティングをしたからといって、めちゃくちゃ変わる訳ではありません!
代用になるスプレーはコレ!
代用品となるラインのコーティング剤を紹介します!
KURE シリコンスプレー
5-56 で有名なKURE(呉工業)から発売されている"KURE シリコンスプレー"
シリコン系の潤滑スプレーです。個人的にもこれを代用品として使っていますが、性能も良く持続性も高いんじゃないかと思います。
少しヌメヌメとした感覚がしますが問題なし!
「シリコンスプレー」は乾くまでに時間がかかるので、時間があるうちにスプレーしましょう
KUREドライファストルブ
先ほどの"KURE シリコンスプレー"もおすすめですが、もう一つ。
"KURE ドライファストルブ"
こちらはフッ素系のスプレーで速乾性であることが特徴です。
すぐに乾くのでPEラインとの相性も良いです。性能も本家?のPEにシュッ!に負けていないかも。
デメリットはほぼないんじゃないでしょうか?あえて言うなら、ホームセンターでなかなか売っていないことです。
「ドライファストルブ」は速乾性があるので釣行の少し前にサッと拭きかけてOK
釣り用に使って大丈夫?
安心してください大丈夫です!実際に私も使っています。
KUREの公式ホームページを見ても「釣りのリールや糸にスプレーすれば、動きがスムーズになります」と載っています。
容量も十分すぎるほどあるので、釣りウェアのファスナーやロッドのメンテナンス、釣り以外でも家具や自動車にも使えます。
コーティングスプレーの使い方
使い方は超簡単です。リールに巻かれたPEラインにまんべんなく拭きかけるだけ。
スプレー後は自然乾燥させ、乾いたらコーティング完成です。
釣行後に水洗いをして乾燥させてからスプレーしておく事で劣化も防いでくれます。
ちなみに私はラインだけでなく、ガイドのリングにもスプレーを拭きかけてティッシュなどで塗り込んでいます。
使う際の注意点
火気の近くで使用しない。
風通しの良い場所で使用する
対象物以外に吹きかけない
安全のため火気と高温になる場所は避けて保管しましょう。
お家でする場合も、誤ってフローリングに付着してしまうとツルツルになってしまいます。
まとめ シリコンスプレーを使ってみよう!
ラインコーティングスプレーは各釣り具メーカーからいくつか発売されています。
専用品もいいですが「KURE 」シリーズでも十分に代用は可能です。
「まだ使ったことがない」、「専用品は高いので買う気がしない」という方、使ってみてください!
お値段も数百円で大容量なので、ドバドバ使えます。ぜひ一度お試しください!