ロッドを破損した経験ありますか?
いくら大切に扱っていても、破損することはあります。
この記事では、ロッドが折れてしまったときの保証や修理にかかる期間や費用、注意点をまとめてみました。
実際にわたしもルアーロッドが折れたので、修理を依頼してみました。万が一のときに備えて参考にしてみてください。
ロッドの保証書
ロッドを購入すると付属している「保証書」ちゃんと保管していますか?
価格帯で保証書の有無はありますが、保証書があると万が一ロッドが破損した際に、保証の中で修理をすることが可能です。
ですので保証書は必ず保管しておきましょう。
保証内容をチェック
保証書を見ると「保証期間と免責金額」が記載されているはずです。
「保証期間」はその期間内であれば保証します、という期間。お買い上げから1年間のみ有効となっていることが多いです。
「免責金額」とは記載の金額で修理できます、ということ。金額はメーカーやロッドのグレードでさまざまです。
保証書には記入が必要
保証書には「お買い上げ日と販売店」が記載してあることが必要。
無記入だと保証書としてご使用していただけないこともあるので、購入したらその場で確認しておきましょう。
ネットで購入して、お買い上げ日など記載されていない場合は、伝票や履歴からお支払い画面をプリントアウトしておくと良いです。
修理依頼はどこに持っていく?
基本的には、お買い上げの販売店に依頼するといいでしょう。
ネット通販で購入した場合であっても、そのメーカーを取り扱っているお店なら殆どが対応してくれるはずです。
注意点など
修理を依頼する際には注意点もあります。
「保証が受けられない」なんてことにならないようにしましょう!
メーカーへ直接送る場合
メーカーに直接修理依頼を出すことも出来ますが、基本的には往復の送料は元払いになります。
仮に修理不能で返却となっても送料は返金されないのでご注意を。
修理は何度もできる?
生産されていれば何度でも可能ですが、免責金額での修理は1回限り、1カ所だけになります。
※大手メーカーの場合です。メーカーによって保証期間や内容は異なります。
破損部について
修理を依頼する場合は、破損箇所も含めたすべてをお預けください。
破損部を無くして製品が特定できないなどの場合、保証が効かなくなるケースもあります。
破損したからといって、間違っても捨ててしまわないようにしましょう。
保証書がない竿もある
全てのロッドに保証書が付属しているわけではありません。
低価格帯のロッドには保証書が付属していないケースは多いです。そのような場合、修理代が割高になので新品購入を検討していいかもしれませんね。
実際に折れた竿を修理してみました!
シマノの「ネッサCI4+」が折れました。
1年以上使っているので”保証期間外でした”が修理に出してみました。
ブランクスの真ん中が折れた
このロッドは3ピースで、ちょうど2ピースのド真ん中が折れました。
傷が入っていたのもありますし、根掛かりで強引にロッドを煽ったことが原因で殉職してしまいました。
修理は購入店におまかせ
ガイドやティップの破損なら個人でなおす方も居られるようですが、今回はブランクスの折れなので地元の大型釣具店へ持っていきました(購入もここです)
修理費用、修理期間
修理費用は、なんと”18,535円”(税込)
メーカー販売価格は38,500円、セール時に2万円台後半で購入したので割高な感じはしますが、保証期間外なので仕方ないのかな。
店舗に出したので送料は0円。修理代のみのお支払いです。
修理期間はメーカーやロッドによって違うのでしょうが、参考までに今回は「6日間」でした。
さすが大手(シマノ)早かったです。
修理完了(実釣済)
破損部分だけ新品で返ってきました。
当然ですが継ぎ目の抜き差しもスムーズで調子も問題無しです。
ロッドは大切に、保証書はしっかりと保管しておこう!
保証期間内の破損ならお安く修理できるので、間違っても捨ててしまわないように大切に保管しておきましょう。
もし保証期間外の破損なら、うーん考えものですね。毎年のように新しい技術が搭載されたロッドがでるので、そちらを検討するのもありですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました