エギに限らず様々なルアーに使用されるようになった「夜光(グロー)」
中にはイカがスレる!と夜光エギを嫌う人もいますが、有効な使い方をすれば釣れるエギだと個人的には思っています。
この記事では、夜光エギの効果を発揮する場面や使い方を解説していきます。
夜光(グロー)とは?
夜光とは光を蓄えて発光する物で、「蓄光」とも呼ばれます。
太陽光やライトなどの蓄光源で照射された光をため込んで発光し、ルアーではグローカラーとも呼ばれています。
暗闇で見ると、ぼんやりと黄緑色のように光る特徴があります。
もちろんずっと光るモノではなく、蓄積した光が減ってくると発光が弱くなり、再び照射することで発光するようになります。
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夜光エギの効果は?
光るエギなんて警戒心を与えそう! とも思いますが、アオリイカは光を感知することができ、生物が放つ微細な光を捕食行動の目印にしているそうです。
夜光エギはこの特性を活かし、アオリイカに対して光でアピールすることができます。
通常のエギも光でアピールできますが、太陽光や月明かりなど光のあるところで使用した場合になります。
夜光エギの使い方
夜光エギは使い方を間違えると、逆効果になってしまう場合もあるので特性を理解しておきましょう!
有効的な場面について説明していきます。
ナイトエギング
「夜光」の名の通り夜に使うことで暗い海の中で目立つので、アオリイカにエギの存在をアピールできます。
光量の少ない夜はグローカラーが効果を発揮するため鉄板のエギとして使われます。
曇りや雨天時
光量の少ない曇りや雨天時も効果が期待できます。
水の中の光量が少なく光が届きにくいという点では夜と同じで、夜光エギが活躍します。
もちろん昼間でも、薄暗い時などグローカラーは有効です。
深場や濁りがあるとき
深場や濁りがキツい状況下でも、夜光エギは活躍します。
一般的に視界の悪いときは赤テープや紫のエギが有効とされていますが、これらのカラーでも反応がない場合に夜光エギを使うとエギを抱いてくるケースがあります。
日中
日中でも使える場面が多いです。
状況としては、人の多いポイントなど常にエギが投げられ、ハイプレッシャーが原因でイカがスレているとき。
イカの目先を変えたり、食いが渋いような場合に効果を発揮します。
ちなみに
太陽があがっている日中でも夜光エギに蓄光させることは効果があるようです
使い過ぎはNG
夜光エギは他のエギに比べアピール力が高いので、使い過ぎると警戒心を与えてしまいます。
あくまでもカラーローテーションの一つ、普通のエギで反応がなかった時に使ってみる程度と考えておいていいかもしれません。
逆に、蛍光加工のエギばかり投げられており、ナチュラル系で地味なエギで効果を上げる場合もあるので、他のカラーと組み合わせてうまく使いこなしましょう!