ダイワからリリースの、
”エメラルダスMX 75MMH-S”
興味はあったけど手が出なかったショートロッド。
今まで8.6ft以上のロッドしか使ったことがない僕が、しゃくりやすさや飛距離などインプレしていきます!
エメラルダスMX シリーズ
「エメラルダスMX」はダイワからリリースされているエギングロッド。
位置づけはベーシックモデルとなりますが、そんなことはなく上位ロッドの技術を搭載し中級者でも違和感なく使っていただけます。
実売価格は、2万円台前半。
もちろん免責保証書も付属しています。
関連記事ロッドが折れた!保証はある?修理の期間や費用は?【実際に修理に出してみた】
75MMH-S | スペック
- 全長(m)2.26
- 継数(本)2
- 仕舞寸法(cm)117
- 自重(g)85
- 適合エギ(号)2.5-4.0
- 適合ライン(号)0.6-1.2
- 本体価格(円)29,700
7.5(2.26m)はエギングロッドとしてかなり短い部類で、その分自重も85gと軽量です。
75MMH-Sの”-S”は、潮流や繊細なアタリを感じやすいメガトップ。
そんなメガトップのMパワーのティップにMHのバットを組み合わせた、ちょっとだけクセのあるロッド。ガイド総数は10個です。
インプレ | 使用感
結論からいうと、買ってよかったです。
今までショートロッドを避けていたのが不思議なくらい。
デザイン | 見た目
普通です。以前も旧モデルのエメラルダスMXを使っていましたが、旧モデルよりは良いです。
キャスティング
4号エギも難なくフルキャストできます。
強めのパワー設定ですが、硬い棒のような感じはしません。
ソリッドティップだからと言って、キャスティングの気持ち悪さはなし。折れやすい?そんな気配は皆無です。
なにより、磯やテトラなど狭い場所ではキャストしやすいです。
飛距離
僕がショートロッドに手を出さなかった一番の理由がこれ。
投げ方にもよるんでしょうが、正直そんなに変わらないですよ。
ソリッドティップは「投げるのにコツがいる」、「飛ばない」と言われますが個人的にそれはないです。
※いつかロングロッドと比べて、どれくらい飛距離に差があるか計測してみます!
シャクり | 操作性
短く軽いのでシャクリも楽、エギを意のままに操作させやすいです。
ただし、竿が短いのでシャクり後のスラックが少なく、次のシャクりで糸ふけが足りず、引っ張り気味になることも。
ですので、1ヵ所でねちねちと探り難いです。
スラックジャークを入れて、意識して糸ふけの調整が必要だったりします。
感度
メガトップは、思ったよりも張りがあってしっかりした感じ。
イカの繊細なアタリをとるというより、潮流を感じとる方にメリットがあるかなぁ。
通常のティップと比べて「比べ物にならないくらい感度がいい!」ということはありません。
リールシートは、カーボン製の軽量エアセンサーシート。
高感度にひと役買っているのかもしれませんが、いまいちここは分かりません。
イカとのやりとり
パワーは十分。
そんなことより、イカを寄せるときに障害物があると厄介。
水際ギリギリに立てない状況でのランディングは少し不便に感じます。こればかりは仕方ないですが。
ちなみに、ラインメンディングは意外と何とかなりました。
合わせるリール
このクラスに合わせるなら、ルビアスでしょう!
「エメラルダスMX」もありますが、スペック的に数千円高いルビアスを選んだ方がいいかと。
エメラルダスで合わせるなら、「エメラルダス エア」ですね。
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ダイワ | ルビアス | FC LT2500S-XH | インプレ
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総合評価
あと1万円ちょっと出すと、「エメラルダス AIR AGA」に手が出ます。
「MX」と「AIR AGS」、一番の違いはAGSとV-ジョイント。
AGSの感度と、しなやかに曲がるV-ジョイントにその金額差をだせるなら全然アリ!
しかし、MXもなかなか。
一昔前なら2万円台前半でこの使用感のロッドは手に入らなかったはず。
これに限らず、ショートロッドを持っていない方は1本持っておくと大きな武器になるはず。