「せっかく早起きして釣り場に着いたのに既に入られていた」
「人が多すぎてポイントに入れない」
あると思います。
今回は先行者対策についてお伝えしていきます。
先行者とは
「先行者」とは、自分より先に釣り場に入っていた釣り人のことを呼びます。
同じ釣り人ですが少々厄介な存在です。が、必ずしもそうではなく魚の取り込みを助けてもらったり、海への転落などの際の事故を防ぐということにも繋がります。
先行者の影響はある?
先行者がいるとどれだけ釣果に影響を及ぼすかというと、これは大きいと思います。
もちろん釣り場の大きさや潮まわり、釣れる魚が回遊性なのか居着いているのかでも変わってきます。
先行者対策
1. 先行者になる
自分が誰よりも早く釣り場に入れたらそれが一番。
ほとんどの釣りは先行者優先という暗黙のルールがあるからです。
後から来ておいて「ポイント変わって」「向こうに投げて」なんて普通は言えません。
ただ、いくら先行者だからと混雑する釣り場では他の人と干渉しない様にするのもマナーです。
2. 場所をずらす
先行者がいても他に釣りができそうな場所があれば、ポイントをずらして入ってもいいと思います。
ただ隣との間隔を十分にあけたり、「○○に入ってもいいですか?」と一言かけましょう。
※断られることもあります。
そうすることでお互い気持ちよく釣りができるし、万が一お祭りになってもトラブル発生率は下がります。
3. 場所を変える
誰もが知るような一級ポイントはひっきりなしに人が出入りします。
いっそのこと最初から違う場所へ行くのもあり。
他の人が狙わないようなポイントだと先行者がいる確率も下がります。
4. 時間を変える
場所が変えられないのなら時間を変えてみましょう。
先行者が入っていたその直後は不利であったとしても、数時間も経てば状況は変わるものです。
マズメ以外の時間に良い結果がでることも意外と多いです。
隣の人との間隔はどれくらい空ける?
間隔をあけるといってもその間隔は、釣り方やその人の感覚で異なります。
ルアーやカゴ釣りなのかサビキで足元だけ狙うのか、自分で「これだけ離れたら大丈夫」と思っていても、相手はそうではないかもしれません。
挨拶して「○○に入ってもいいですか?」と聞いてみましょう。
真っ当な方ならなにかしら対応してくれますが、無視したりあからさまに不満を口に出す人がいたらその場所は離れた方が無難です。
こういう人の近くで神経をすり減らしなが釣りをするのは楽しくないし、おまつりになったらロクなことがありません。
場所取りはあり?
場所取りについては、いろいろな意見があると思いますが個人的には反対。
不快だからです。
車に戻るため少し現場を離れるくらいであればなにも思いませんが、何時間も無人の場所にクーラーやイスを置いておくのはちょっとなぁと思ってしまいます。
じゃそれを禁止することができるか?といわれれば、明確なルールもないし土地の所有者でもない限り禁止することは基本的にできません。
結局のところモラルを基準に判断せざるを得ないのです。
釣りは先行者優先ですが譲り合いの精神も必要
先行者優先というのは、ほとんどの釣り人が理解しているルールです。
もし先行者がいたら出来るだけ迷惑にならないようにしましょう。
そして自分が先行者であっても、後から来た人にある程度の配慮や譲り合いも必要です。
可能な限りトラブルなく釣りを楽しみたいですね!