ショアキャスティング

ショアジギングを消波ブロック(テトラ)でする際の注意点やコツ

青物がメインターゲットになるショアジギングは、色々な場所から狙えますが、その1つとして消波ブロックの上から狙う人も多いです。

堤防からであれば、やり取りやランディングにそこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、消波ブロックの上からとなるとそうはいきません。

そこで今回は、消波ブロックからショアジギングをするときのコツや注意点を紹介していきます。

消波ブロックからショアジギングをする際のコツや注意点

1.できるだけ足場が良い場所を選ぶ

ショアジギングに限りませんが、釣りは安全を第一に考えて楽しみましょう。

消波ブロックは堤防などに比べ平坦な所がないので、常に危険と隣り合わせです。

足場がいい(足の設置面積が広い)場所を選ぶと、キャストも安定するし魚とのやり取りからランディングまで全てがやりやすくなります。

どうしても足場が悪いなら、ランディングの時だけ降りて、それ以外は足場のいい場所から行うというやり方もいいと思います。

足場のいいポイントを探すことが第一条件

2.ランディング場所を事前に確認する

釣りを始める前に魚が釣れたことを想定して取り込み場所を確認(確保)しておきましょう。

できるだけ動かずにランディングができるポイントがベストです。

走る青物相手にイメージ通りにいかないことも多いですが、事前に想定しておくだけでも取り込みに成功できる確率はグンとあがりますよ。

3.消波ブロックの上で動き回らない

青物がヒットすると、手前まで寄せることができても急にブロック際を走り出すことがあります。

そのような場合、魚の動きに合わせて自分が動いて魚を制御しようとしますが、魚に意識が向いた状態で消波ブロックの上を動き回るのは危険すぎます!

消波ブロックは海水がかかると海藻が付いて滑りやすくなったり、経年劣化で崩れたりしている箇所もあります。

釣果も大切ですが、滑り落ちて大ケガをするリスクを抱えてまで動き回るのが得策とは思えません。

もし消波ブロックの上で動く場合は、事前に動ける範囲を確認しておいて無理のない範囲で動きましょう!

マズメの薄暗い時間帯は特に気をつけてくださいね

関連記事【釣り】消波ブロック(テトラポッド)で注意すべきこと9選

4.リーダーはいつもより長めに取る

消波ブロックでショアジギングをする場合は、あらかじめリーダーをいつもより長く、太くした方がいいです。

大型青物が掛かるとやり取りの際にコンクリートに擦れてしまうので、リーダーをいつもより長めに取ることでラインブレイクを防ぐことができます。

結束部分をリールに巻き込まない程度にとりましょう

5.強めのタックルを使う

ラインシステムもですが、タックル自体も強めのセッティングで挑んだ方がいいです。

タックルが弱いと寄せたときに走られてロッドがのされラインブレイクしたり、人の多い場所では魚に走られて周りに居るアングラーに迷惑を掛けてしまうことにもなります。

消波ブロックの上からでは、ある程度強引なファイトが求められるのです!

ロッドレングスも長い方がやり取りは有利になるよ

関連記事ショアジギングロッドの長さは?使い分けは?基本を解説

6.タモ網は近くに置いておく

釣りあげたはいいもの、フックが外れて海にオートリリース。想像できますよね?

ランディングツールはできるだけ足元周辺に置いたり、ライフジャケットの背面に引っ掛けたりして肌身離さず持っておきましょう。

間違えてもショアジギングではタモ網を持たずに乗り込むのはやめましょう。

青物はテトラの際まで回遊してくる!

ショアジギングは潮通しがいいポイントを選びますよね。

潮通しのいい場所は消波ブロックが積まれていることも多く、ショアジギングと消波ブロックは切っても切り離せない関係にあります。

また消波ブロックはそれ自体が大きなストラクチャーとなっているため、ベイトが溜まりやすく青物の回遊が見込める場所であることは間違いありません。

回遊魚なので、シーバスのように消波ブロックに身を隠していることはありませんが、ベイトを追いかけて意外と足元まで回遊してきます!

追い込んだ方が捕食もしやすいしね

ショアジギングは沖に遠投してなんぼですが、周りに人がいない状況であればブロックの際近くにルアーを通してみることも有効です。

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おわりに

この記事では、消波ブロックでショアジギングする際の注意点やコツについて書いていきました。

ちなみに消波ブロックなら何処でも言い訳ではなく、少しでも青物の回遊が見込める(潮目やベイトの溜まりそうな)場所を選んでくださいね。

ライフジャケットや釣り場に合わせた滑りにくい靴などは必ず装着して、ショアジギング楽しみましょう!

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